写真はフモトスミレでしょう。 和名は山の麓によく見られるということなのでしょうが、様々な環境に分布しているようです。
花は白く、距や花柄は紫色を帯びています。 唇弁は他の花弁より小さい傾向があり、紫色の筋が入っています。 また側弁の基部には毛が密生しています。
上の写真のように上弁を反転させて咲いている花が多いようです。
花柱の上部の形はスミレ類を見分ける時の大切なポイントの1つです。 フモトスミレの花柱の上部は膨らんでいて、カマキリの頭のような形をしています(上の写真)。
葉の裏は紫色を帯びていて、シハイスミレの色によく似ています。
3 件のコメント:
こんばんは。
柱頭の膨らみが少し小さい以外はフモトスミレらしいですね。
私がよく見るタイプのフモトスミレではないようです。
フモトスミレは難しい部類でしょうね。
こんなフモトスミレもあるのですね。
うすのきさんにそのように言われると心配になってきます。
私も花柱の上部の膨らみが少ないのは気になっていました。しかしフモトスミレ以外に該当するスミレが無くて・・・
気にしなくていいと思います。
フモトスミレだし。
他の2種はヒメミヤマは一部の場所、トウカイは見た目も色も違うので
変異の一つなのではないでしょうか。
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