8月の元気のいいヒメジャゴケを
こちらに載せていますが、ヒメジャゴケは霜にあたると、その大部分は枯れてしまいます。 しかし今年は暖冬のせいか、ヒメジャゴケが枯れた所も無く残っていました。 さすがに葉状体の色は少し白っぽくなり、みずみずしさは失われていましたが・・・。
近寄ってみると、上の写真のように、褐色になったたくさんの無性芽を葉状体の縁につけていました。 ヒメジャゴケの無性芽には粉芽状と円盤状の2型があり、そのうちの円盤状の無性芽は
こちらに載せていますが、上の写真は粉芽状の無性芽になるのでしょう。
上の写真の左端には小判状の雄器托も写っています。
上は無性芽を拡大したものです。 写真の左側では、無性芽の多くが既に落ちてしまっているようです。
上は葉状体の断面です。
(2015.12.6. 堺自然ふれあいの森)