上の写真、いろんなシダが写っていますが、中央にあるのはオオヒメワラビモドキ
Deparia unifurcata のようです。 葉は単羽状~2回羽状です。
上は葉柄の基部近くですが、黒褐色の鱗片がたくさん見られます。 この黒褐色の鱗片は・・・
黒褐色の鱗片は、上の写真の右上から左下に伸びる中軸にも、写真右上の中軸から分かれて右下に伸びる羽軸にもたくさん見られます。
ソーラスは裂片の中肋と辺縁の中間についています。 胞子嚢は黒い色をしています。
ソーラスを拡大してみました(上の写真)。 包膜はもうクシャクシャになっています。 胞子嚢は胞子が成熟するにつれて黒くなっていくようです。 ソーラス全体の形は、円腎形のものが多いようです。
(2018.6.13. 高槻市 川久保渓谷)
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