上の写真、薄く緑色に覆われた地表の所々に赤っぽい所があります。 そこに近づいいてみると・・・
赤っぽいのはたくさんの蒴や蒴柄の色でした。 さらに近づいて・・・
いろいろな蒴の色が目を楽しませてくれますが、じつは蒴を含めた高さが7mmほどの、とても小さなコケで、ルーペが無いと、この美しさを鑑賞できません。
このコケ、以前同じ場所で写真を撮り、葉の観察もしていて(こちら)、ナガスジススキゴケ Dicranella varia だと分かっていますので、今回は葉の顕微鏡観察などは行っていません。 前回は蒴歯が見える状態であったのに対し、今回は帽もついている状態ですが、色彩的には今回の方が美しいようです。
(2022.10.25. 兵庫県三田市)
0 件のコメント:
コメントを投稿