写真は北海道の野幌森林公園で撮ったヨブスマソウ Cacalia hastata var. orientalis です(2022.8.23.撮影)。 大形の多年草で、葉も大きく、高さも私より高くなっていました。
分布の中心は東北地方と北海道で、大阪に住む者としては出会う機会は少ないのですが、若い茎はとても美味しい山菜になります。
上は本種の花です。 写真のようにたくさんの花をつけるのですが、1つ一つの花は小さく見栄えはしません。 しかし「美味しい」となると注目されるもので、地域によってさまざまな名前で呼ばれています。 ちなみに「ヨブスマ」とは、この大きな葉を、その形から空を飛ぶムササビに例えたとも、コウモリに例えたとも言われています。 ムササビやコウモリは「夜衾(よぶすま)」と呼ばれていたそうです。
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