2015-08-18

オオセイボウ


 オオセイボウ( Stilbum cyanurum pacificum )は以前に載せたことがありますが(こちら)、その時はブレブレの写真ばかり。 セイボウの動きは相変わらず忙しいのですが、画素数が多くなり(=トリミングし易くなり)、高感度でもノイズが少なくなるなどカメラの性能が良くなり、ピントの合った生態写真が撮れるようになりました。



 改めてオオセイボウを見ると、意外に小顔なんですね。 ミドリセイボウナミハセイボウなど他のセイボウ科の蜂に比較すると、これらの蜂の頭部の幅は胸部の幅と同じか少し広いのですが、オオセイボウの頭部の幅は胸部の幅よりかなり狭いようです。


 それに面長の顔なんですね・・・。


 腹部末端の歯状突起は4歯です。

 ところで、下の写真には左下に飛翔中のネジロハキリバチが写っていて、右上にオオセイボウがいます。


 写真の場所は、オミナエシヤナギハナガサが隣接して植栽されています。 私はこの場所に1時間あまりいて、いろんな蜂などを撮っていたのですが、その間、オオセイボウはオミナエシの花をひととおり巡回すると飛び去り、しばらくすると戻ってくることを繰り返し、ヤナギハナガサの花にとまることはありませんでした。 一方、ネジロハキリバチはヤナギハナガサにのみ訪花し、オミナエシにとまることはありませんでした。
 そんなに大きさの違わない蜂が、小さな花が集まって咲くという点ではよく似た植物に、これほど好みがはっきり分かれることに少し驚きました。