2015-08-21

アオハイゴケ


 上は渓流に突き出た岩に生えるアオハイゴケ( Rhynchostegium riparioides )を真上から撮ったもので、画面の右は水面です。


 上はもう少し接写したものです。 あちこちに泥がついていますが、少し増水すれば水を被るのでしょう。 アオハイゴケが見られる多くは、そのような水際です。


 アオハイゴケは変異の大きい種で、もう少し円い葉の方がよく見られるようです。 中肋は葉の中部以上に達しています。



 葉の縁には全周に小歯があります。 葉身細胞は長楕円形~線形で、やや蛇行している細胞も見られます。

(2015.7.15. 高槻市 摂津峡)

◎ アオハイゴケの蒴の様子などはこちらに載せています。