オオセイボウを撮った同じ所に、写真のような蜂も来ていました。 体長はオオセイボウの半分ほどですが、黄色いオミナエシを背景に、赤い腹部はよく目立ちます。
この蜂はコハナバチ科のヤドリコハナバチ属(
Sphecodes )のようです。
ハラアカヤドリハキリバチ(ハラアカハキリヤドリ)などのハキリバチ科ヤドリハキリバチ属の蜂も腹部が赤いのですが、この蜂は前翅の中脈が弧状に強く湾曲しており(下の写真)、コハナバチ科に間違いないでしょう。 ただしヤドリコハナバチ属は、九州大学の目録には51種が登録されているようですし(もっと増えているかな?)、「日本産ハナバチ図鑑」にも20種が載せられていて、互いによく似ていて、写真からでは種名はお手上げです。
ヤドリコハナバチ属の蜂は、他のコハナバチ科に労働寄生するようです。
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