2016-08-27

タマゴバムチゴケ


 タマゴバムチゴケ Bazzania denudata は亜高山帯以上に生育するムチゴケ科の苔です。 葉は卵形で、やや凸面状になっています。


 上は腹面から撮ったものですが、一部葉が落ちた所があります。 葉が脱落し易いのもタマゴバムチゴケの特徴です。


 上は腹面から拡大して撮ったもので(深度合成しています)、右中央から右上に伸びているのが鞭枝です。 葉の先端には(2~)3歯があります。 腹葉は幅が茎の2~3倍あり、先端は全縁~円鋸歯状です。

(2016.7.21. 北八ヶ岳)

◎ タマゴバムチゴケはこちらにも載せています。