葉がクシャクシャに捲縮しているクサギがあったので、これは虫のしわざと犯人を捜すと・・・
たくさんのクサギアブラムシAphis clerodendri と、そのクサギアブラムシが出す甘露を求めてトビイロシワアリ(?)が来ていました。 捲縮した葉は葉から吸汁されたためでしょうが、多くのクサギアブラムシは茎に移っていました。
クサギアブラムシの体色は黄色~緑色、角状管は黒色で尾片は淡色です。 有翅虫が現れて分布を拡大しようとするものの、1年中クサギで生活する非移住型生活環を持ったアブラムシのようです。
上の写真右上にはクサギアブラムシを食べて育ったと思われるアブの蛹も見えます(トビイロシワアリの後脚に踏まれているものです)。
上にも疑問符をつけましたが、最も普通種とされるトビイロシワアリの他種との違いが私にはまだよく分かっていませんので、間違いがあれば教えていただくことを期待して、横からの写真も載せておきます。(こちらのトビイロシワアリも自信ナシです。)
(2016.10.6. 堺市南区 荒山公園)
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