このところ蘚苔類が続いていますので、たまには昆虫でも・・・
上は北海道・ウトナイ湖の自然観察路で見たミドリシジミ Neozephyrus japonicus のメスです(撮影:2020.9.2.)。 この地ではどうなのか知りませんが、一般には6月~8月初旬の年1回の羽化ですので、鱗粉は少し取れているようですが、まだまだ美しさが残っています。
本種のメスの翅の表面には遺伝的多型があり、こげ茶色で斑がないO型、橙色の小さな斑点があるA型、青色の斑のあるB型、朱色の小斑と青色の班の両方があるAB型に分けられます。 写真の個体はAB型です。
◎ 美しいオスのミドリシジミはこちらに載せています。