● ジョウカイボン Lycocerus suturellus
ジョウカイボンという甲虫がいます。 全国の平地や山でよく見る甲虫で、以前にブログに載せた記憶があって、最近はみかけても写真も撮っていませんでした。 ところが見直してみると、載せたのはサービス終了になってしまったホームページでした。 そこで改めて古い写真を引っ張り出したのが下の2枚です。
2018.4.27. 堺自然ふれあいの森 |
2012.5.13. 堺市南区岩室 |
このジョウカイボン、他の虫を補食する、わりとどう猛な昆虫です。 名前の由来は、一説には平清盛の法名「浄海坊」が訛ったものと言われています。 以前、ジョウカイボンはカミキリモドキと混同されており、カミキリモドキが持つカンタリジンは皮膚に付くと火傷のような炎症を起こすことから、熱病で苦しんだ平清盛の名前に結びつけた、というものです。
同じ肉食でこれに近い仲間はたくさんいて、「〇〇ジョウカイ」という名前が付けられています。 下はそのうちの1種で、 2021.7.8.に秋田駒ケ岳で撮影しました。
● アオジョウカイ Themus cyanipennis
分布は北海道、本州、四国で、大阪付近の山でも何度か見たことがあります。
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