2021-09-01

カサヒダタケ

 写真はウラベニガサ科のカサヒダタケ Pluteus thomsonii でしょう。 腐木に生えていました。 傘の表面には隆起したしわが中央から放射状~網目状に広がっています。 傘の周辺には条線があり、白く縁取られています。

 上は幼菌です。 傘表面の隆起したしわには透明感があり、このしわや傘の縁などには毛が密生しています。 下は上の傘の裏です。

 ひだは離生です。 初期のひだは白色ですが、次第にピンク色を帯びてきます。 この時期はひだも絹毛に覆われているんですね。

(2021.8.25. 兵庫県西宮市 北山)

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