クワの枝に、白い糸くずのようなものがいっぱい絡まっていました。 この糸はクワキジラミ
Anomoneura mori の幼虫が摂取しすぎた糖をワックスに変えて排泄したものでしょう。(同様の現象は
トゲキジラミのところに詳しく書いています。)
葉の裏に幼虫の姿を探したのですが、糸くずが多すぎてなかなか幼虫のくっきりとした姿が捉えられません。 上の写真には5頭の幼虫が写っていますが・・・。
上は幼虫の全身が比較的よくわかるものです。 下は、頭部は糸で隠されていますが、腹部末端から長いワックスの糸を出しています。
(以上、2013.6.8. 金剛山)
下はクワキジラミの成虫です。(2013.6.25. 金剛山にて撮影)
※ 上は、Part1の 2013.6.17.に載せていた記事に少し内容を追加し、引っ越しさせたものです。