写真は
京都コケ展で撮ったトサカホウオウゴケ(
Fissidens dubius )です。 中型のホウオウゴケで、日本全土に分布します。
葉が左右2列に規則正しく並ぶのは、他のホウオウゴケと同じですが・・・
上は葉身上部を大きく撮ったものです。 和名はこの葉身上部にある鋸歯を鶏冠(とさか)に見立てたものです。
◎ 葉を顕微鏡観察した結果などは
こちらに、上翼は横断面で2細胞層からなっていることは
こちらに載せています。
上の写真の蒴は蓋をつけていて、帽をつけているものもありますが、蓋の取れた蒴の様子などは
こちらに載せています。 また、これらの胞子体を育んだ造卵器の様子を
こちらに載せています。
なお、トサカホウオウゴケは雌雄異株で、蒴をつけているのは雌株ですが、雄株の様子は
こちらに載せています。