2015-11-23

オオシラガゴケ


 写真はオオシラガゴケ( Leucobryum scabrum )です。 昨日に続いてのシラガゴケ科で、白っぽい葉の色は昨日のホソバオキナゴケとよく似ているのですが、ホソバオキナゴケのような密な塊のような群落を形成せず、上の写真のように横に這うことが多いようです。 また植物体の大きさも、ホソバオキナゴケとはかなり異なります。


 上の写真は上がオオシラガゴケで、下がホソバオキナゴケです。 葉の色が異なりますが、これは7月に「堺自然ふれあいの森」で採集したオオシラガゴケをそのまま見てますので、オオシラガゴケの方がよく乾いているからでしょう。 オオシラガゴケの胞子体は稀で年間をとおして似た姿をしていますので、ホソバオキナゴケと比較する意味で、この時期に載せました。


 1枚の葉の長さは1cm近くになります。


 上は葉の上部の一部を拡大したもので、左が腹面、右が背面です。 葉が内曲し、葉の背面も腹面も透明細胞で覆われているのはホソバオキナゴケと同様ですが、背面が波を打ったように凸凹しています。 これは背面を覆う細胞の上端に大型の刺状のパピラがあるためで、下はその顕微鏡写真です。



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