2015-11-15

無性芽をつけたホソバミズゼニゴケ




 ホソバミズゼニゴケ Pellia endiviifolia  Apopellia endiviifolia (注1)は、晩秋になると写真のように葉状体の先が細かく枝分かれし、無性芽状になります。
 ゼニゴケの葉状体のような同化組織や葉緑体を持たない組織などの分化は見られませんが、透明感のある形態美がいいですね。
 今回はホソバミズゼニゴケの晩秋の姿として、この秋にいろいろな所で撮った写真を集めてみました (3枚とも撮った場所は異なります) 。

(注1) ホソバミズゼニゴケ属(Apopellia)は、Schütz et al. (2016)により、従来のミズゼニゴケ属(Pellia)から分けられています。

◎ 胚が育ちつつある同時期のホソバミズゼニゴケをこちらに載せています。