2015-11-28

ヤマトハクチョウゴケ


 写真は京都コケ展で撮ったヤマトハクチョウゴケ( Campylostelium brachycarpum )です。 このコケは秋田県から九州にかけて分布しますが、比較的多湿地の溶岩や凝灰岩を好むコケで、生育環境が限定されるだけに比較的稀なコケのようです。 和名は蒴柄が中ほどで白鳥の首のように曲がるところからのようですが、上の写真では首を伸ばしたハクチョウですね。


 葉は線形で、長さは1~1.5mmほどです。