2015-11-29

オオカサゴケ


 京都コケ展で撮ったオオカサゴケ( Rhodobryum giganteum )です。 長く横に這った地下茎から出た地上茎は、下の方には鱗片状の小さな葉をつけ、茎の先端近くで大きな葉をほぼ水平に開いて傘状になります。 尤も、上の写真の中央のように、若いカサゴケは、強風で裏返った傘のようですが・・・。
 胞子体は茎の先に2~4本つきます。


 どれくらいの大きさなのか、10円硬貨を横に置いてみました (上の写真)。

※ オオカサゴケの自生地の様子や顕微鏡で見た様子などについては、こちらに載せています。