上はヤマモモ Morella rubra の果実で、果実の重みで枝が垂れ下がっています。 2025.6.29.に貝塚市にある大阪府立少年自然の家での撮影ですが、ここではたくさん自生している木が見られ、地面に落ちてしまった果実もたくさんありました。
本種は関東以南に自生する常緑樹です。 放線菌の一種であるフランキア菌によって根粒を形成していますので、やせ地でも育つことができます。
本種は雌雄異株で、4月に花を咲かせます。 上は雌花序で、1つの花序にたくさんの雌花がついていますが、そのうち果実として残るのは1(~3)個です。
上は雄花序で、1つの雄花に5~8本のオシベがあります。